筆者の話です。
義実家へ帰省するたび、夫の子ども時代の自慢話が延々と繰り返されます。
最初は新鮮だったものの、十数年も続くと心の中でモヤモヤ……。
義両親のご機嫌を優先してしまう自分に「やっぱり無理だわ」と感じてしまうのです。

話題を変えても元通り

内心では「もうエピソードを全部覚えてしまったのに」とイライラが募ります。
こちらから違う話題を振っても、結局は夫の自慢話に逆戻り。
いろいろ試してみますが、どれも効果がありません。

「この話はもう聞いたので」と冗談めかして伝えてみたこともありましたが、義両親は笑って流すだけ。
それどころか、さらに別の自慢を追加されてしまい、ますます逃げ場がなくなってしまったのです。

残るのは「やっぱり無理」

繰り返される自慢話にうんざりしながらも、波風を立てず過ごすのが習慣になってしまった私。
義両親にとっては誇らしい思い出なのでしょう。
それでも「機嫌が悪くなるよりはいいか」と思いつつ、心の中ではモヤモヤが消えません。
帰省のたびに小さな溜め息を抱え、同じ気持ちを繰り返してしまうのです。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。