好きなものは好き! と、心から堂々と出来る人もいれば、堂々とするのは恥ずかしいと感じる人もいます。
今回は筆者の知人A子さんの体験談をご紹介します。
今回は筆者の知人A子さんの体験談をご紹介します。
アニメにドハマり! 痛バッグも最高の出来
A子さんはとあるアニメにハマっていて、オタク活動に夢中でした。
アニメを何度も見るだけでなく、グッズを買いあさり、コラボカフェなども制覇!
さらにはそのアニメの痛バッグを作って、日頃から愛用していました。
その痛バッグは、缶バッジやぬいぐるみ等をつけるだけではなく、刺繍やフリルを縫い付けた自信作。
ある日もいつものように、自信作の痛バッグを持ってお出かけしていたのですが……。
明らかに嫌な視線。聞こえてくる言葉に落ち込んでいたら
電車に乗ると、近くにいたカップルがA子さんをチラチラ見ていることに気が付きました。
痛バッグを使っていると、知らない人にじっと見られることはよくあるのです。
しかし、そのカップルはこちらをジロジロ見ながら、
「オタクきもすぎ」
「二次元にしか恋出来なさそう、やばい」
などと、明らかにA子さんを馬鹿にする発言ばかりで、ニヤニヤ笑っているのです。
A子さんは言い返すことも出来ないので、俯きながら「早く目的地につきますように」と思っていると……。
あなたの優しい言葉に救われました。本当にありがとうございます
横に座った高齢女性が、
「あなた、これは自分で作ったの?」
そう驚いたように言うと、A子さんの痛バッグを指差したのです。
A子さんは声に出さず頷くと、