毎日夕食まで当たり前のように居座る息子の友達に、だんだんとモヤモヤが募っていく母親。
見えない相手の親に疑念も湧くなか、ある“ルール”がきっかけとなり、思わぬ展開が待ち受けていました──。
今回は筆者の知人から聞いた、家族エピソードをご紹介します。
見えない相手の親に疑念も湧くなか、ある“ルール”がきっかけとなり、思わぬ展開が待ち受けていました──。
今回は筆者の知人から聞いた、家族エピソードをご紹介します。
毎日我が家に来る友達
あるときから、小学3年生の息子と放課後になると必ず我が家で一緒に遊ぶ友達がいました。
最初は『仲良しの友達ができたのね』と微笑ましく受け入れていたものの、そのうちその友達は毎日夕食まで当たり前のように居座るように。
お菓子も出し、夕食も作ってあげていましたが、まるで自分の家のようにくつろぐその子の態度にだんだんモヤモヤを抱えるようになりました……。
ルールを作ると?
さらに、その子の親御さんからは一度もお礼の連絡がないのです。
加えて、息子もその子の家に行ったことがないと知った私。
だんだん不信感が募り『都合よく使われている?』とその子やまだ見ぬ親御さんを疑ってしまう気持ちが出てきました。
とはいえ、友達と仲良く遊んでいるだけの息子に罪はありません。
そこで、夕食前には友達に帰ってもらう・我が家に来た友達の親とは連絡先を交換できるようにする、という我が家の“来客ルール”を掲示。
すると、その子はピタリと来なくなったのです!
急な変化に戸惑っていた数日後、その子の親御さんから初めて電話がかかってきました。