筆者の話です。
離婚してから、ひとり暮らしを続けています。
自分のペースで暮らせる毎日に満足しているものの、親戚や知人に会うと「これからどうするの?」「1人で寂しくない?」と聞かれることがあります。
『ひとり=不幸』のように見られる空気に、モヤモヤすることがあって──

離婚後に始まった、ひとり暮らしの日々

20代で結婚をして30代で離婚しました。
離婚してから数年、仕事も再開し、最初は不安もありましたが、今は1人の生活にすっかり慣れました。
自分のリズムで暮らせる心地よさや、気ままさを楽しんでいます。

「これからどうするの?」と言われるたびに

けれど親戚の集まりや昔の友人との再会で、必ずといっていいほど聞かれるのです。
「これからどうするの?」「1人で寂しくないの?」
悪気がないと分かっていても『ひとり=かわいそう』と決めつけられたような響きに、胸が痛みます。

まるで『結婚しているのが普通』とでもいうような空気に触れるたび、私は心の中で「本当にそうだろうか」と問い返してしまいます。