子どもの学歴についてやたらと気にする同僚。自分の息子を自慢したいのか、はたまた学歴コンプレックスを持っているのか、毎日のように嫌味を言ってくる同僚にまつわる話です。
憧れのキャンパスライフ
うちには大学に通っている娘がいます。将来は空港で働きたいという夢の実現に向けて、憧れだった第一志望の大学に入るため、親の私から見てもかなり努力して今の大学に合格することができました。
大変だった受験勉強を経て入学した大学なので、真面目に通って学生ライフも満喫しています。
一方で、私の職場の同僚Mの息子は、高卒で就職して働いています。私はそのことについて何も思いませんし、特に話題にすることもありません。
今は高卒の時代!
それにもかかわらず、同僚Mは毎日のように「大学に行くなら旧帝大以外の大学って意味がないよね」「名前も聞かないような大学に通うのってお金を捨てているだけ」「今は断然高卒の時代よ」と私に向かって嫌味ったらしく言ってくるのです。
Mの息子は高卒で誰もが知る自動車メーカーの工場に勤めているのですが、それがMの何よりの自慢のようです。
大学に通ううちの娘の就職についてまで、大学を出たからっていい会社に就職できる時代じゃないとケチを付けてきます。