筆者の話です。
休日に思いがけず伯母から電話がありました。
久しぶりに声を聞いてホッとしたのも束の間、親族の訃報に胸がざわつきました。
会わないまま時間が過ぎたことを悔やみ、改めて伯母に会いに行こうと思った出来事です。
休日に思いがけず伯母から電話がありました。
久しぶりに声を聞いてホッとしたのも束の間、親族の訃報に胸がざわつきました。
会わないまま時間が過ぎたことを悔やみ、改めて伯母に会いに行こうと思った出来事です。
突然の電話にドキリ
休日、友人と過ごしているとスマホが鳴りました。
表示されたのは伯母の名前。
父の姉で、私にとっても昔から特別な存在です。
父の法事以来、しばらく会っていなかったので、突然の着信に胸がざわつきました。
親族からの突然の電話は、最近では入院や訃報の知らせが多く、良い思い出がないのです。
胸がざわつき、思わず手が止まりました。
指先が冷たくなり、心臓の鼓動が早くなるのを感じました。
不安と安堵が入り混じる
電話に出ると、穏やかな声が聞こえました。
「元気にしてる?」とやさしく問いかけてくれた伯母に、私は思わず「なにかあった?」と返してしまいました。
しまった……と後悔しつつ「あ、ごめん。元気にしてるよ。おばちゃんも元気? 暑いけど大丈夫?」と慌てて言葉をつなぎます。
胸の中には、理由のわからない不安がじわじわと広がっていました。