筆者の知人A子は、4人の子どもを育てる中で、自然と長女に頼りきりになっていました。
でも、ある日ふとした一言から、A子は長女の「本当の気持ち」に気づいたそう。A子が話してくれました。
でも、ある日ふとした一言から、A子は長女の「本当の気持ち」に気づいたそう。A子が話してくれました。
本当に頼りになるお姉ちゃん
私は4人の子を育てています。上から9歳の長女、4歳の長男、そして2歳の双子の次男、三男。
下の3人は、毎日がにぎやかで大忙し。毎日が戦争のようです。そんな中、長女は小4ながら驚くほど頼れる存在。弟たちの面倒をよく見てくれ、私もつい助けを求めてしまうことが増えました。
「さすがお姉ちゃんだね」と声をかけると、誇らしそうに笑う長女。
日々の慌ただしさを言い訳に、私は何度も長女に頼ってしまっていたのです。
もう4年生だし、大丈夫!
弟たちはいつも私を取り合うように甘えてきます。「ママ、こっち来て!」「ママ、一緒に寝て!」と、両腕を奪い合う日常。
そのそばで、長女はよく「私はもう4年生だから大丈夫だよ」と笑っていました。その言葉に、私はどこか安心していたのです。「ちゃんとわかってくれてるんだな」と。
慌ただしい平日の朝。学校の準備も自分で済ませ、弟の水筒まで用意してくれる姿を見て、「なんてしっかりした子なんだろう」と感心していました。
でもそれは、長女にとって「小さな背伸び」でもあったのかもしれません。