喧嘩に遭遇した時、私の夫はよく止めに入ります。
仲裁に慣れている夫でしたが、この時ばかりは初めての体験をしたようでした。
今回は、そんな夫と筆者が、スーパーの駐車場でお客さん同士の喧嘩に遭遇した時のお話です。
仲裁に慣れている夫でしたが、この時ばかりは初めての体験をしたようでした。
今回は、そんな夫と筆者が、スーパーの駐車場でお客さん同士の喧嘩に遭遇した時のお話です。
夜のスーパーに行く
ある日、私と夫は夜のスーパーへと買い物に行きました。
閉店時間も近かったので、駐車場の車もまばら。お客さんもあまりいませんでした。
車を停めて、店に向かって歩いていると、前を歩いていた30代くらいの男性が、発車しようとした車に危うくひかれそうになりました。
私たちも冷やっとしましたが、ひかれそうになった本人は、もっと驚いたことでしょう。
怒りが湧いてきたようで、「危ないだろう!」と運転席に向かって怒鳴りました。
運転していたのは40代くらいの男性で、車から降りてきて「すいませんでした」と謝りましたが、ひかれそうになった男性の怒りは収まりません。
運転手の男性に向かって、大声でまくしたて始めました。一方的に運転手の不注意を責め立て、声はどんどん大きくなっていきました。
夫が止めに入ると……
それを見ていた夫は、喧嘩を止めに入りました。
「落ち着いて」と声をかける夫に、ひかれかけた男性は手で夫を制止。
「お兄さん! いいんだ、これは俺とこの人の問題だから! 下がっていてくれ!」と夫に下がるように言います。