「何だか朝から気分が落ち込んでいる」
「今日はやる気が起きないなあ」
誰しも一度はそんな気持ちが晴れない朝を迎えたことがあるのではないでしょうか?
今回は筆者の友人から聞いた、憂鬱な気持ちが晴れやかに変わったという素敵なエピソードをご紹介します。

憂鬱な朝

その日は早朝に上司から怒りの電話がかかってきて始まりました。

「昨日中に仕上げてって言った資料できてないの!?」
「お前は仕事が本当にできないな」

その上司は言うことがコロコロ変わる人。

今回も、元々明日までの資料作成と伝えられていたはずなのに、理不尽に怒られ落ち込みながら家を出ました。

ダメな日かも

加えて、駅に着けば人身事故で電車はストップ。

「今日は最悪な日になりそう」
と小さくため息をつきながら、ぎゅうぎゅう詰めの電車内でつり革を握っていました。

車内には、焦る人・舌打ちする人・電話で怒鳴る人。

周囲の苛立ちが伝染して、どんどん自分の心も荒んでいくのを感じていたのです……。