筆者の話です。
7月のボーナス時期になると、義両親から高額家電の買い替え要請が届きます。
夫は快諾するけれど、私の中では少しモヤモヤが募るのです。
7月のボーナス時期になると、義両親から高額家電の買い替え要請が届きます。
夫は快諾するけれど、私の中では少しモヤモヤが募るのです。
毎年恒例の連絡
夫は転勤族なので、義両親とは別居生活を送っています。
現在は転勤先の社宅で、夫婦ふたりで暮らしています。
義実家へ帰省するのは、年末年始やお盆など長期休みの時くらいです。
しかし、7月のボーナス時期が近づくと、決まって義両親から電話がかかってきます。
まるで支給日をご存じかのように、タイミング良く連絡が入るのです。
狙いすましたような買い替え要望
「テレビがつかなくなった」「冷蔵庫がガタついている」「エアコンから変な音がする」
毎年のように登場する不調の報告。
それも、なぜか高額な家電ばかりなのです。
別々に暮らしているのだから、自分たちで買い替えればいいのに──そう思うものの、義両親からの連絡に夫は迷いなく応じます。
「わかったよ~。いくらくらいか見に行ってみて」
まるで軽い相談ごとのように、夫は快く引き受けてしまいます。
もちろん、義実家を大切に思う気持ちは理解しています。
けれど、家電は年数が経てば壊れるもの。
私たちも将来の買い替えに備えて少しずつ積み立てているのです。