自分に親切にしてくれる人の存在はありがたいもの。ですが、その親切心の裏に別の思いが隠されていたとしたらどうでしょう……。筆者の知人Aさんは、悩みが多い時期に知り合ったママ友に親切にされて、その人を信頼し何でも話すように。しかし、ママ友は単なる親切な人ではなかったのでした。あなたの周りにも親切なフリをして近づいてくる人いませんか?
悩み多き日々の救世主
Aさんは小学生と中学生の子どもを育てるママ。Aさんは難しい年頃の子育て、夫婦仲、収入面やこれからの人生など多くの悩みを抱えていました。
そんな中、久しぶりに会ったママ友Mに少し子育ての悩みを打ち明けたAさん。
Aさん「最近、子育てが本当に辛くて……」
M「それは辛いね。解決はできないかもしれないけど、話ならいくらでも聞くから何でも言ってね」
Mに同調してもらえ話を聞いてもらったことで、Aさんの心はかなりスッキリしました。こうしてAさんはMに悩みを相談するようになったのです。
Mを信頼するようになったAさん
最初ママ友であるMには子育ての悩みを中心に相談していたAさん。Mは決してAさんを否定せず、「大変だね」「辛かったね」とAさんに寄り添ってくれます。
Mに話したところで悩みの根本が解決するわけではありませんでしたが、話を聞いてくれる人がいるというだけでAさんの心は救われていました。
こうしてMを信頼するようになったAさんは、だんだんと人には話しづらい夫婦仲や収入の話までMにするようになっていったのです。
Aさん「実は、夫とも最近うまくいってなくて……収入のことも不安で……」
M「大変だね。うんうん、それで?」
AさんはMのような親切な人と出会えてよかったと感謝していました。