しかし、午前11時、旦那から「〇〇(私の名前)に頼まれてた書類、もらってくるの忘れてしまった!」とLINEが来たのです。
まだ役場は開いている時間なので「手間だとは思うんだけど、もう一度行ってもらってきてくれる?」と頼んだのですが、答えはNO。
面倒だ、自分で行って、と言い、その日役場に行ってくれることはありませんでした。
ドタバタ
なかなか休みが取れないまま、次の健診日がやってきました。
産婦人科の予約は9時半。役場が開くのは8時半です。
そして、産婦人科から役場までの移動にかかる時間は約30分……。
役場の開庁時間に駆け込み、大急ぎで産婦人科へ。
大急ぎで行動したものの、産婦人科に到着したのは9時40分になってしまいました。
夫からの予期せぬ返答
その晩、旦那に今日の出来事を伝えました。
パートナーとしての協力が十分でなかったことが原因で、産婦人科に遅刻してしまったことをわかってもらいたかったんです。
しかし旦那の返事は「遅れても診てもらえたんだろ? よかったじゃん。」でした……。
結果的として、診察は受けられましたが、親になることの向き合い方や、家族としての協力体制について、改めて話し合う必要性を感じました。今回の経験は、夫婦間での役割や認識にずれがあることを痛感する出来事となりました。
【体験者:20代・女性正社員、回答時期:2025年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。