築年数の浅い物件やマンションの高層階、立地条件のよい物件など、願望を言い始めるとキリがありません。どんな場所に住むにしても、重要なのは分相応で支払いがしていけるのかどうか。今回は筆者の知人が後悔したと言う同棲についてのエピソードを紹介します。
彼からの提案
私は交際している彼と同棲しています。
決して広いとは言えない部屋ですが、家賃は安く駅までの距離もそう遠くはないため、生活するうえで困ったことはありません。
ある日、彼は突然「住みたい物件を見つけたから引っ越そう!」と言い始めました。
しかし、彼の提示してきた物件の家賃は12万円!
いま住んでいる家の家賃は6万円なので、単純計算で倍の金額です。
もちろん私は「現実的でない。」「支払っていけない。」と反対したのですが、彼は頑固で意見を曲げません。
結局「家賃は全額俺が支払う。迷惑はかけないから、君は光熱費や食費だけ払ってくれ。」という説得に私が折れる形で引っ越しすることが決まってしまいました。
貸し借り
彼の見つけてきた新しい物件に引っ越して1カ月経ち、今日は引っ越してから初めての家賃の振込日です。
彼から「ちょっと持ち合わせがないから、家賃分貸してくれ。」と言われ、12万円を貸すことに。
そして翌月の家賃振込日、1回目の12万円を返してくれていないのに、彼は「今月分も貸してくれ。」と言い出したのです。
この頃から彼への信用は下がっていき「まだお金返してもらっていないから信用できない。貸せない。」と伝えました。
その後、3回目4回目の振込日は何も言ってこなかったので、なんとか工面しているのでしょう。