しかし筆者の友人A子さんは、そんな誕生日に頭を抱えているようで……!?
毎年誕生日をお祝いしてくれる家族たち。本当にありがとう
A子さんの誕生日には、夫は必ず好きな物を買ってディナーに連れて行ってくれます。
両親からお祝いのお菓子や花束が届いたり、遠くに住む義両親からも必ず「おめでとう」と電話を頂くのです。
もういい歳の大人であっても、皆からのお祝いはとても嬉しいものでした。
そして義姉も、必ずプレゼントを贈ってくれるのですが……。
義姉からプレゼント? でも、これはちょっと……
義姉が毎年A子さんの誕生日プレゼントを贈ってくれるようになったのは、
「もうすぐA子さんの誕生日じゃん。なんか欲しい?」
そう言う義姉に、
「もらえるものならなんでも嬉しいですよ~」
そうA子さんが返したことがキッカケでした。
それから毎年送られてくるのですが、これが嫌で仕方なかったのです。
全部要らないものでしょう? 内容に思わずため息
義姉からいつも送られてくるのは、段ボールに無造作に詰められたモノたち。
それは義姉のお古の洋服や、カバンなどでした。
時々新品の化粧品が入っていることもありましたが、「買ったけど使わなかった」というようなものです。
送ってくれるのはありがたいのですが、決してA子さんの為を思って選んだものではないのは確実だったのです。
正直好みでもないし、要らない物を押し付けられているようでした。
悩んで夫に言うと、夫が義姉に「もう送らなくていい」と言ってくれたのですが……。
要らないからって私に送ってこないで!! もうウンザリするわ
「まだまだ使えるでしょ? 捨てるなんてもったいない」
「貰えるだけありがたいとは思わないの? なんでも嬉しいんでしょ??」
そう言い切る義姉とは話にならず、思わずため息が出てしまいました。
確かになんでも嬉しいとは言いましたが、自分の不用品を押し付けられるのは違うのではないでしょうか。
もったいなくて捨てられないなら、リサイクルショップへ持っていけばいいのに……。
まとめ
誕生日プレゼントって、相手が喜ぶ姿を想像して選ぶのではないでしょうか。
本当にA子さんが喜ぶと思っているのか分かりませんし、これでは有難迷惑ですね。
【体験者:30代・OL、回答時期:2025年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。