「家族だから助け合うのは当然」そう思っていたけれど、気づけば「助けるばかり」。そんなことありませんか?
今回は、義実家との同居をきっかけに、思わぬ出来事に遭遇した筆者知人A子の実体験をご紹介します。

「もう限界」自分の人生を取り戻すために

義姉の協力のなさ、将来への重すぎる不安、そして何より、夫の無理解。

それらが積み重なり、ついに私の心は折れてしまいました。

「このままでは、義両親と夫のお世話だけじゃなく義姉のお世話までさせられて、私の人生が終わってしまう」

そう感じた私は、悩んだ末に離婚を決意。二世帯住宅を後にするという、大きな決断を下しました。

離婚後、風の便りで聞いたのは、義姉に多額の借金があったこと。そして、その返済を元夫や義両親が肩代わりしているということでした。

なんとも言えない気持ちになりましたが、もう私の人生には関係のない話。

今は、自分の心と暮らしを大切にできる場所で、新たな一歩を踏み出しています。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。