近隣とのつながりが希薄になりつつある現代では、隣にどんな人が住んでいるのか分からない場合も多いかもしれません。今回は私の友人A子さんから聞いた、蜂の巣をきっかけに隣人に気を遣うようになったできごとを紹介します。

平和な毎日に異変が……

A子が義実家で敷地内同居を始めてからというもの、義両親のサポートもあってか、とくに大きなトラブルもなく平和な毎日を過ごしていました。しかし、とあるできごとをきっかけに隣人に気を遣うようになったのです……。

蜂に詳しい隣人

先日庭掃除をしていたとき、家の隣に住む中年男性に声をかけられたA子。男性とは会っても軽く会釈をする程度の仲だったのですが、この日はA子の家の軒下に蜂の巣があると教えてくれました。義両親から男性は趣味で養蜂をしていると聞いていたので、蜂に詳しいことは知っていました。

男性が蜂の巣を取ってくれた

親切なことに、男性が自分が持っている蜂を撃退するスプレーを使って巣を取ってくれると言い出しました。最初は「もしケガでもされたらどうしよう」と思いお断りしていたのですが、男性がどうしてもというのでやってもらうことにしたA子。無事巣も取れ、きちんとお礼を言って終わったつもりだったのですが……。