年齢を重ねるにつれて、新しいことに挑戦するのはハードルが高くなってしまいますよね。しかし、何歳からでも新たな1歩を踏み出すことはできるはずです。今回は、40代半ばから人生を切り開いた知人のエピソードをご紹介します。
45歳、新たな挑戦
数年前、仕事帰りにふらりと立ち寄った手芸店で、革細工の材料に目を奪われました。
当事、私は45歳。「このまま仕事ばかりの人生でいいのかな……」と悩み、何か新しいことを始めたいと思っていた矢先のことでした。
革の温もり、そして何かを生み出す喜びに強く惹かれ、私は革細工に挑戦することを決意したのです。
厳しい現実
最初は、簡単な小物作りからスタートしました。
しかし、独学で始めたため、なかなか思うような作品が作れず……。
さらに、できあがった作品を友人や家族に見せたところ「センスが古臭い」などと辛辣な感想を投げかけられてしまいました。
傷ついて落ち込み、「もっと若い頃にチャレンジしていれば」と後悔の念が頭をよぎったことも1度や2度ではありません。