嫁に、孫の誕生日プレゼントを確認する
Rさんには、小1と年長の姉弟の孫がいます。
2人とも10月生まれなので、毎年まとめてプレゼントを用意していました。
9月頃、嫁に「お孫ちゃんたちの誕生日プレゼントは何がいいかしら?」とたずねました。
すると数日後、嫁から「2人とも今は欲しいものがないそうで……誕生日が過ぎて欲しいものが見つかった時に、買っていただけますか?」と電話でお願いされました。
孫たちに『プレゼント引き換えチケット』を渡す
もちろんRさんは嫁のお願いを快く受け入れました。
孫たちの誕生日には、かわいいメッセージカードに『たんじょうびプレゼント引き換えチケット』と書いて渡しました。
それから数ヶ月後、嫁から「2人とも欲しいものが見つかったそうです!」とLINEがきたのですが……。
画面をスクロールしてびっくり!
「注文したので、お代だけお願いします」とアニメサイトのグッズページと注文履歴のスクショだけが送られてきたのです。
突然、嫁から3万円のグッズ代を請求される
グッズは、孫たちが好きなテレビや漫画のキャラクターではなく、Rさんも知らないアニメのものでした。
しかも、金額が3万円を超えています!
いくらなんでも高すぎる! と思ったのですが、プレゼント引き換えチケットに『1人何円まで』と書かなかった自分が悪かったと反省。
それでも注文前に確認もなかったことには、かなりの不信感がありました。
しかし今となっては後の祭りだと、Rさんは泣く泣く全額支払いました。
孫のプレゼント代の正体が判明!
それから数日後、お孫ちゃんたちがRさん宅に遊びに来ました。
Rさんが「プレゼントのグッズは喜んでくれた?」と聞くと……。
「あれはね、ママが好きなアニメのだよ!」と言われたのです。
「嘘でしょ」と嫁のバッグを見ると、Rさんが支払った缶バッジや人形がたくさんつけられていました。
この瞬間、嫁から騙されていたことに気づいたRさん。
かわいい孫へのプレゼント代が、まさか嫁の推し活に使われていたとは。
Rさんは今後「欲しいものがない」と言われたら、食事に誘うようにしようと決めました。
【体験者:50代・パート主婦、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。