友人Aの話です。
義父の通院に付き添った際の、義母のまさかの対応に戸惑い、義実家との関係を見直すきっかけになった出来事を紹介します。
義父の通院に付き添った際の、義母のまさかの対応に戸惑い、義実家との関係を見直すきっかけになった出来事を紹介します。
頼まれたからこそ、丁寧に対応したのに
高校の同級生だった夫と結婚し、新婚当初のこと。
義父の体調が悪く、義母から「病院まで連れていってほしい」 と頼まれました。
Aはもちろん快諾し、義両親を車に乗せて病院へ。
受付や診察の手続きもすべて対応し、待ち時間も不安そうな義父に優しく声をかけながら寄り添いました。
少しでも気が紛れたらと、笑顔を絶やさずに接しました。
少しずつ心を通わせていたと思っていた
問診と検査を終えたあと、先生の説明を待っている間も、義両親と他愛ない会話をしながら気遣っていたA。
数年にわたる付き合いで距離も近くなってきたと感じていたため、自然と「家族」 として接していました。
義母とも冗談を交わしたり、親しげな会話ができるようになってきたと感じていたのでした。
お互いに少しずつ歩み寄れていると思っていたぶん、まさかそこで線を引かれるなんて思いもしなかったのです。