筆者の話です。結婚後、初めて義実家へ帰省した時のこと。長距離移動の疲れと、義母の言葉にモヤモヤした気持ちは、今でも忘れられません。

初めての帰省

夫は転勤族。
結婚式が終わった後そのまま新婚旅行へ行き、私も赴任先に入りました。
地元からは飛行機の距離だったため、最初の帰省は結婚してから3ヶ月後の連休。
道が混み合ってはいけないと、夜中に赴任先を出発し、高速道路を使って約6時間。
夫の実家に到着したのは早朝でした。

準備されていなかった布団

運転を交代しつつの帰省でしたが、私たちは2人ともクタクタ。
合いかぎを使って家に入ると、義両親が眠たそうに起きてきてくれました。
軽く挨拶をすませ、寝ようと夫の部屋に入ると布団が見当たりません。

「え? 布団はどこ?」
と夫に尋ねると、押し入れから一組の布団を取り出してくれました。
それは夫が独身時代に使っていたもので、結婚前の帰省時に使っていたまま、押し入れにしまわれていたようです。