これは筆者が友人から聞いた話です。男女平等が当たり前の時代にもかかわらず、【女性軽視の風潮が残る会社】で我慢しながら働いていた彼女。しかし、とある新入社員のおかげで状況が一変!?

女性社員を軽視した業務を言いつける職場の男性たち

私はとある中小企業に勤めるアラフォー会社員です。勤務先は古風な考え方の男性が多い環境で、いまだに『女性軽視』な言動をする人も少なくありませんでした。

私自身も何度も嫌な思いをさせられましたが、長く勤めるうちに「これも仕事のうちだ」と諦めてしまっていたのです。

ある時、Aさんという若い女性が営業職の社員として入社しました。すると管理職の男性たちは「女の仕事だから」と言って、Aさんに自分のお茶を入れさせたり、取引先との接待に『お酌要員』として同行させたりしていました。

明らかに女性社員を軽視した業務を言いつけられているのに、全く文句も言わず、言われたことをテキパキとこなすAさん。

私は密かに「そのうち会社が嫌いになって、辞めてしまうのではないか」と心配していたのですが、Aさんは私が思っていたよりもずっと、【強い心を持った女性】だったのです。

雑務をこなす傍ら、営業の仕事を必死に頑張った結果、3年後には……

Aさんは男性たちの雑務をこなす傍ら、営業の仕事を必死に頑張っていました。そして入社して3年後には、なんと先輩の男性社員たちを押しのけて営業トップの成績に。

男性たちも、さすがにトップ成績の社員をあごで使うわけにもいかず、彼女に「俺のお茶入れてきて」とか「接待同行して」と命令する人は誰もいなくなったのでした。

それからしばらく経ったある日のこと。Aさんと2人で仕事をする機会があったので、私は何気なく、Aさんに「女性軽視な男性も多い中で、よく頑張ったね。本当に尊敬する」と伝えたのです。

するとAさんは「入社したての頃、本当はすごく嫌で悔しくて、毎日辞めようと思っていました。でも今思えば『絶対この人たちよりいい成績をとって見返してやる』って、仕事の原動力にもなったから、結果的に良かったです」と笑っていました。

私よりもひとまわりも年下の女の子だけど、同性から見てもかっこよすぎるAさん。彼女は今でも、職場の女性社員たちから一目置かれる存在です。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。