どんな子どもに対しても、子育てに悩みは尽きないもの。そして正解がないということも、子育てが難しいと言われる理由でもありますよね。
筆者の友人A子さんは子育てに悩んでいましたが、とても素敵な出会いがあったようです。
筆者の友人A子さんは子育てに悩んでいましたが、とても素敵な出会いがあったようです。
発達がゆっくりな娘。娘のペースでいこう
A子さんの娘は発達がゆっくりで、明らかに同級生と成長の差がありました。
それでも「娘らしく、娘のペースで」と、半ば自分に言い聞かせながら、娘の成長を見守っていたのです。
不安や心配事ばかりでしたが、「周りと比べず、娘を見ること」と夫と決めて、一緒に切磋琢磨していました。ところが……。
娘のことを知ってるはずなのに。ちょっとしんどい……
よく一緒にいるママ友達は、娘の発達がゆっくりなことを知っているはずなのに、
「うちの子、もう数字も書けるのよ!」
「最近ひらがなも覚えてさ」
集まると我が子自慢ばかりで、楽しそうに言い合うのです。
「まぁこのくらいは個人差あるけどね! でもやっぱうちの子は早いよね!」
と、フォローもあるがマウント発言が多く、一緒にいるのも疲れてきていました。
それでも子ども同士で遊ぶことも多いので、集まりを避けるわけにもいかず、モヤモヤが募っていきました。
もうマウントはとられたくない。その思いで先に言うと
ある日、ママ友の集まりには行かず、別の公園で娘と二人でのんびり過ごすことにしました。
すると、子どもが同級生くらいの、見知らぬ親子がやってきたのです。
ママさんに話しかけられましたが、「また我が子自慢されるの嫌だな」と思ったA子さん。
何かを言われる前にと、先に「うちの子発達が遅いんですよ」と話したのです。すると……。