毎日の通勤時間、周りのちょっとしたマナーが気になること、ありますよね。特にバスや電車の中では、思わぬトラブルに巻き込まれることも。今回は、筆者の知人A子がバスの中で遭遇した出来事をご紹介します。
バスの中での思わぬ試練
A子は、外見からは分かりにくいものの、体に強い痛みが生じる持病を抱えながら、毎日バスで通勤しています。その日は特に体調が優れず、なんとか座席を確保して休んでいました。すると、後ろの席に幼い子を連れた母親が乗ってきました。
しばらくすると、子どもが前の座席(A子の席)を何度も蹴り始めました。
病の影響で刺激に敏感になっていた体には、その衝撃が鋭い痛みとなって響きます。最初は我慢していたA子。しかし、あまりの衝撃に耐えられず、意を決して振り返り、母親に
「すみません。お子さんに座席を蹴るの、やめさせてもらえますか?」と声をかけました。
ところが、その返事は予想外のものでした。
思わぬ逆切れに困惑
母親は「子どもなんだから、仕方ないでしょ。心が狭いわね」とまるでA子が悪いかのような態度。
さらに、「あなた、子どもいます?」と問い詰めてきました。「いません」と答えると、「じゃあ、わかりっこない。子どもの世話がどれだけ大変か」とまくしたて、まるで自分のストレスをぶつけるかのように言葉を重ねていきます。
A子は困惑しました。「子育てが大変なのは理解している。でも、それとこれとは別の話では?」と心の中で思いながらも、何も言い返せませんでした。朝からこんな思いをするなんて……と、気分はどんどん沈んでいきます。