愛情は言葉で感じますか? それとも行動で感じるものでしょうか?
人それぞれ感覚の違いがありますが、その違いがあるからこそ人付き合いは楽しいものです。
今回は、筆者の実体験をご紹介します。
人それぞれ感覚の違いがありますが、その違いがあるからこそ人付き合いは楽しいものです。
今回は、筆者の実体験をご紹介します。
気の合う人と出会えた
私と夫は付き合った期間を入れると、約10年間一緒にいます。
出会いは社会人になってから入学した専門学校で、同じ医療従事者を目指す仲間として切磋琢磨してきました。
出会ってすぐ仲良くなったのですが、付き合う前から「仲良しすぎる」と周りに言われるほど、気の合う相手だったのです。
そんな夫と結婚できて、幸せいっぱいでした。
真逆の性格なのかも……
そんな夫ですが、実は元々超クールな人でした。
感情表現が乏しいだけでなく、愛情表現すら皆無だったので、気が付くと夫婦というより親友のような関係になっていたのです。
私は思った事をハッキリ言い、感情表現が豊かな方なので、まさに夫とは真逆の性格。
仲が良くて幸せではありましたが正直、女性としての寂しさが残っていました。
「言ってくれないと分からない」という私と、「言わなくても分かるだろう」という夫。
二人の意見が交わることはなく、私はそれが不満でもありました。
これはまさに「性格の不一致」なのかと、悩んでしまう日もあったほどでした。
入院前の旅行で連れていかれたのは、神社??
私には持病があり、その手術入院が決まっていた頃でした。
入院前に京都旅行へ行こうと、夫に突然誘われたのです。
楽しく観光中、「行きたいところがある」と、連れていかれたのはとある神社でした。
どうやら体の不調を治してくれるという神社らしく、夫は熱心に手を合わせていました。
そしてお守りを買って、私に持たせてくれたのです。
そうして旅行の余韻に浸る間もなく、私の入院生活が始まりました。