職場の雰囲気って、仕事にも大きく影響しますよね。昔なら、どんな状況でも若手は我慢するのが当たり前だったかもしれません。しかし、時代は変わってきているようです。今回は筆者の友人が興味深いエピソードを聞かせてくれました。
気分屋の先輩
私たちの部署には、美咲さん(仮名)という気分屋で有名な先輩がいます。機嫌が良い時は優しく、お菓子を配ってくれたり、冗談で場を和ませてくれたりするムードメーカー的存在です。
しかし一度機嫌を損ねると途端に態度が変わり、周りの人たちに当たり散らすのです。
私を含め若手社員はみんな、美咲さんの顔色を伺う毎日を送っていました。
ミス発覚!
ある日、私は美咲さんに頼まれた作業で小さなミスをしてしまいました。
表計算ソフトの数式を1つ間違えたのですが、ミスを見つけた美咲さんは鬼のような形相で私の席にやってきました。
「こんな簡単なこともできないの!?」
「本当に使えないわね!」
周りの社員もいる前で、容赦ない言葉が突き刺さります。私は涙が溢れそうになるのを必死にこらえ、謝ることしかできませんでした。