20代前半に出産と子育てを経験した筆者の友人T子。
「若いママだから」と言われたくなくて、子育てを頑張っていました。
しかし、幼い娘に言われた無邪気な一言で我に返ることに。
娘が放った一言とは!?

「若いママだから」と思われたくない

T子は20代前半に結婚と出産を経験し、子育てに励んでいました。

幼稚園のママ友は年上が多く、幼稚園ではママ友にも先生にも「若い子」扱いをされる日々。

「若いママだから、って思われたくない」
「母親としてちゃんと認められたい」

と思い、人一倍娘の育児やしつけには真面目に取り組みました。

娘はすくすくとまっすぐに育ち、幼稚園でも
「T子さんのお子さんはしっかりものね」
と言われ、自分の子育てが認められたようで満足していました。

娘からの意外な一言

ある週末、学生時代の友人たちに「久しぶりに会わない?」と誘われて、子連れでも参加しやすいよう公園でお花見をすることに。

娘連れで参加したT子、気心知れた友人たちが娘と遊んでくれるので、久しぶりにのびのびとリラックスした時間を過ごせました。

すると娘が駆け寄って来て一言。

「ママ、やっと笑ったね!」

「え?」

驚くT子。

笑顔が無くなっていた自分に気づく

娘の
「やっと笑ったね」
という一言で

「今まで私、娘の前で笑顔が無かったんだ……」

と気づいたT子。

日々「母親としてちゃんとしなきゃ」というプレッシャーばかりで、笑顔をすっかり忘れていたのです。