良く言えばおおらか、悪く言えばズボラな義両親
Aさんは生後半年の娘を育てるママ。義実家で同居をしていたAさんは、義両親に助けてもらいながら初めての育児を頑張っていました。
しかし、Aさんは義両親に対して不安があったのです。義両親は良く言えばおおらか、悪く言えばズボラで育児に対する考え方がAさんと合いません。
Aさんが何か注意しようものなら「神経質ね〜」と言って、まともに取り合ってくれません。初めての育児で、確かにAさんが神経質になっている面もあるかもしれませんが、それでも義両親の行動は耐えかねるものがありました。
死ななきゃOK! な義両親の育児
義両親の考え方は「死ななきゃOK」というもの。しかし、Aさんから見るとそのレベルすら怪しいと感じる行動もありました。
義父は首のすわらない娘を抱き上げ、全力で“たかいたかい”をします。驚いたAさんが娘を取り返すと「神経質だな〜」と迷惑そうな顔をします。
義母は乳児に蜂蜜を舐めさせようとしたり、アレルギーのこともまったく気にしてくれません。「1歳になるまで蜂蜜はダメです」と言っても、「少しくらい平気よ! まったくもう!」と逆ギレしてきます。
義両親から娘を守れ
ズボラな義両親がどんなことをしでかすかわからないので、いつも目を光らせているAさん。心配で娘を義両親に預けて出かけることもできません。
夫に訴えてみても、この義両親に育てられてきた夫にはどこが問題なのかあまりピンと来ない様子でした。
そこで何か用事がある時は一時保育を利用しているのですが、それを義両親から咎められてしまいます。
「家族なのに頼ってくれないなんて冷たい嫁だね!」
ですが、そんなことを言われても娘のために折れるわけにはいきません。
今日も義両親との戦いは続く
以前は、義両親に対して遠慮があったAさんでしたが、娘を守るためにどんどん強くなっていきます。やめてほしいことは、はっきりと「やめてください」と言うし、義両親と娘から目を離すことはありません。
現在の義両親はまだ離乳食も開始していない娘に何かを食べさせたくて必死。隙あらば食べかけのせんべいを食べさせようとしたりするので、Aさんは「絶対やめてくださいね!」と強く言い、目を光らせています。
神経質と言われても強い嫁と言われても、この義両親から娘を守れるのはAさんだけなのです。「母は強し」でAさんは今日も強敵を相手に育児を頑張っているそうですよ。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。