人生の大きな節目には、多くの人々から祝福の気持ちが集まります。しかし、そのやりとりを巡って価値観の違いが浮き彫りになってしまうこともあるようです。今回は、最近出産した友人のエピソードをお届けします。
義両親から届いた出産祝い
先日、私は無事に第一子を出産しました。
友人や親族からお祝いのメッセージやプレゼントが届く中、義両親からも出産祝いが。現金1万円と、ぬいぐるみでした。
ありがたく受け取り、早速内祝いを用意しました。
一般的に内祝いは半返しが良いと聞いていたのですが、これからお世話になることもあるだろうし、奮発して義両親には1万5千円程度の、上質でセンスの良い品々が掲載されたカタログギフトをチョイスしたのですが……。
まさかの「お返しにダメ出し」?!
数日後、義母から電話がかかってきました。
「お返しはもう手配してくれたの? 息子からちょっと聞いたんだけど……カタログギフトって本当? もっと良いものを選んでちょうだいね。せっかくのお祝いなんだから」
柔らかな口調ながらも、その言葉の裏には私が選んだカタログギフトへの不満が透けて見えるようでした。