『子育てに一生懸命になるあまり、子どもを想って言っているつもりがつい自分のためになっていた』
そう後悔していると話してくれたのは、筆者の知人であるA子。今回は、我が子からハッと学ばされた、子育てに関するエピソードをご紹介します。

改心

「ママ、ナンバーワンよりオンリーワンって言葉知っている?」

そう言って、誰もが知る有名な歌の一節を歌ってくれたのです!

つい何も言えなくなる私に続けて、
「僕はママにとってたった1人のオンリーワンでいたいなあ」
と笑顔で話す息子。

それを聞いて、これまでのトラウマがスッと消え去り、育児を猛反省しました。

今は親のエゴを押しつけるのではなく息子にとって何が本当の幸せなのか、考えながら育児に励んでいます。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。