社会に飛び込むと、さまざまな経験を通じて人間関係や社会の仕組みを学ぶものです。
A子が遭遇した先輩との金銭トラブルも、その一例でした。
どのような出来事だったのでしょうか。A子から話を聞きました。
A子が遭遇した先輩との金銭トラブルも、その一例でした。
どのような出来事だったのでしょうか。A子から話を聞きました。
驚愕の事実が次々と明るみに
会社の飲み会で幹事を務めた際、先輩は、同僚から集めた飲み代を自身の懐に入れ、会社名義の領収書で支払ったことが発覚しました。
さらに調査が進む中、前職で横領を行い、その結果解雇された過去を隠して入社したことも明らかになったのです。
彼のお金に関するだらしなさは、単なる一時的なものではないようで、とても根深いものでした。
そして最終的に、別の金銭トラブルを起こしたことが決定打となり、先輩は事実上の解雇という形で退職していったそうです。
社会人初めての苦い経験
この一連の話を聞いた私は、「あぁ、あの3万円が戻ってくることはもう一生ないだろうな」と諦めるしかありませんでした。
そして同時に「お金にだらしない人は、やっぱりそう簡単には変わらないんだなぁ」としみじみ実感。
お金の問題で人の信頼を裏切る行為は、結局、自分に返ってくるんだ。そんな当たり前のことを、改めて思い知らされた出来事でした。
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。