お客様からクレームが入ったら、当人が謝罪をするのはもちろんのこと、上司が責任を持って対処するのは会社においてよくあることです。今回はお客様からのクレームがきっかけで上司への信頼感を失ってしまった経験のある筆者の知人、Hさんのお話です。
責任をHさんになすりつけようとした店長の言葉に激昂したのか、クレーム電話をかけてきたお客様の声が傍にいるHさんにも聞こえました。
「あんた最低の上司ね!!!」
Hさんはすっかり店長に失望していたため、ほんとに最低、と思いながらその場を離れました。
その後お客様は「部下に責任を押しつけるな」とさらに怒り、本社までクレームを入れました。
そして店長とお客様の一連のやりとりが本社からの報告書で全店舗に広まってしまい、店長は自分の店のスタッフだけではなく、他店の店長からも白い目で見られるようになったそうです。
上司たるもの、ミスをした部下の責任はしっかりとって欲しいですよね。
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。