ハラスメントに厳しい世の中になったとはいえ、まだまだ威圧的な態度を取る人も多いですよね。特に、上司が相手だとなかなか対応が難しいのが現実です。今回は筆者の友人が職場で見聞きしたというエピソードを聞かせてくれました。
時代錯誤なパワハラ上司
私は20人ほどの人が所属する部署で働いています。
社内でも仕事量の多さで有名な部署で、ただでさえ大変なのですが、直属の上司であるA課長がパワハラ気味で、余計に気が滅入る毎日です。
誰かがミスをしようものなら、A課長はここぞとばかりに「なんでこんなミスするかなぁ~何年目なんだよ!」と声を荒げます。
怯えるしかない社員たち
取引先とのトラブルが発生したりすれば、もう最悪です。
すぐにA課長の「やってらんねーわ!」という大きな声がオフィスに響き渡ります。
さらに、ドアをわざと大きな音を立てて閉めたり、書類を机の上に叩き付けたりして威圧感を出そうとするA課長に、私を含め社員たちはみんなビクビクするしかありませんでした。
新人のミス発覚!
そんなある日、事件は起こりました。
新人の女性社員が、うっかり大口顧客への見積書に間違った金額を記載してしまったのです。
幸い、それほど重要なミスではなく、取引先にも送信する前だったので事なきを得たのですが、運悪くA課長にそのミスがバレてしまいました。
A課長はすかさず「こんな忙しい時期にミスとか、ほんっと迷惑だわー! 迷惑すぎ!」とオフィスに響き渡る声で罵倒。
ミスをした女性社員は、今にも泣きそうな顔で俯いていました。