わが子が体調不良で学校を欠席したら、親はとても心配です。ゆっくり休んで回復してほしいと思うもの。でも、友人のお子さんは、学校を欠席したにも関わらず、横になることなくゲーム三昧! でも、それには理由があって……。そんな話を聞かせてくれました。
帯状疱疹で学校を休んだ息子が選んだ、意外な対処法
私には小学校高学年の息子がいます。この日は息子に帯状疱疹ができてしまい、学校をお休みしました。ピリピリとした痛みとかゆみが辛く、見た目にも出てしまったため、本人と相談してしっかり休養させることに決めたのです。
朝ごはんを食べ終え、「少し横になったら?」と言うと、息子は「うん」と生返事。気づけば布団に入るどころか、一心不乱にゲームをし始めました。
ゲームに熱中する息子、その理由は
私は家事をしながら息子の様子を見ていましたが、一向に横になる気配はなく、ゲームに熱中しています。
約束の時間を過ぎてもコントローラーを離さない姿に、つい「学校休んでゲームばっかりやって!」と声を荒らげてしまいました。すると、息子は必死な顔でこう反論したのです。
「わかってるよ! でも、ゲームに集中している間だけは、かゆみや痛みを忘れられるんだよ!」
その言葉にハッとしました。実は息子、近々開催される合唱コンクールの指揮を担当しており、連日の練習でプレッシャーを感じていたようです。医師からも「プレッシャーやストレスが重なって、発症につながったのだろう」と言われていました。
寝ていても、何をしていても襲ってくる不快な症状にとても苦しんでいた息子。彼が編み出したのは、ゲームの世界に没頭することで、自分の意識を苦痛から逸らすという、精一杯の「自己防衛」だったのです。