育児に非協力的な夫は、その苦労も知らず、妻に対し「子供と昼寝できて羨ましい」なんて発言ばかり。妻は「それなら3日間、交換生活してみる?」と持ちかけてみることに。その結果は……?
子育てと家事の両立を甘く見すぎ
友人Rに聞いた話です。Rはイヤイヤ期の子育てに奮闘しながら、必死に家庭を守ってきました。
しかし夫はRの頑張りを軽視して、「主婦は楽でいいよな。子供と昼寝できて羨ましいよ」など、子育てを甘くみる発言ばかり。
Rは内心イラッとしたものの、即座に言い返す気力もないほどに疲労していたのでスルー。
しかし、夫の心無い発言が重なるにつれ増していくストレス。そしてある日、ついにRは限界を迎えたのです。
やれるもんならやってみてよ!
Rは夫を睨みつけ、「そんなに楽だと思うなら、今度の3連休に家事と育児をやってみる? その代わり、私は単発バイトに入るから」と提案しました。
「そんなの楽勝だよ」と自信たっぷりの夫に、Rは冷ややかな眼差しで「じゃあ決まり。あ、家にお義母さんを呼ぶのは無しね!」と釘を刺します。そして実際に交換生活が始まると、現実は夫の想像以上に過酷なものだったようです。
家事タスクに追われる夫
交換生活の初日、Rは細かいタスクを書いたマニュアルを夫に渡し、「子供とお昼寝、楽しみね!」と言い放って仕事に向かいました。余裕ぶっていた夫はマニュアルを見て唖然。朝食の準備から児童館、洗濯、掃除、買い物と続くタスクの多さに圧倒され、休む暇もなく時間が過ぎていきました。
必死に家事を行っている最中にも、息子が癇癪を起こしたり、突然のおもらしがあったり。予期せぬ出来事が次々に起こり、夫はぐったりと疲れ果てました。