全く心当たりがないのに誰かから『ジーーー』と見つめられると、焦ってしまいますよね。
でも、勇気を出して直接本人に尋ねてみると、意外な理由が発覚することも。
今回は、筆者の友人から聞いた、ママ友とのびっくりエピソードをご紹介します。

ママ友

ここ最近、5歳の娘を幼稚園に送迎していると、何やら鋭い視線を感じていました。

ちらっと見ると、毎回私をじっと見ていたのが、娘とほかのクラスに通う子どもさんがいるママA子。

これまで子ども同士が同じクラスになったことは一度もなく、同級生と分かっていても目が合えば会釈する程度の関係でした。

そのため、初めて視線を感じたときには『気のせいかなあ』と軽く思っていたのですが......。

視線

でも、A子からの視線に気づいてから2週間ほど、その視線が気になって仕方ありません。

それも、目が合うたびにA子が慌てた様子で目をそらしてしまうため『私何かやらかしたのかな?』と心配していました。

とにかくモヤモヤする日々がずっと続いたあるとき、思い切ってA子に直接声をかけてみることに。

「最近目が合いますね!」
「もしかして私何かしちゃいましたか?」

すると、A子からは思わぬ反応が!

意外な展開!

「ずっとガン見しちゃっていてごめんなさい!」
「そのバッグ、あのアニメとの限定コラボグッズですよね?」

なんと、A子と私は同じマイナーなアニメのファンだということが発覚したのです!

限定コラボバッグを持っていた私に驚き、声をかけようかずっと迷っていたのだというA子。

振り返ってみれば、そのバッグを持って娘の送迎に行くようになったころからA子の視線を感じるようになったのでした。

その後

何か粗相をしたとかではないと分かって一安心した私。

むしろ、マイナーなアニメのファンがこんなに近くにいたと知り、とても嬉しかったです。

A子も、これまでそのアニメ好きの同志が周りにいなかったそうで、私たちはすぐに意気投合!

今では一緒に推し活を楽しむ仲になりました♡

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。