子どもは天からの授かりものです。授かるタイミングは、神のみぞ知ること。わかっているはずなのに「産め、産め。」とマタハラはなくなりません。今回は筆者の知人がマタハラに苦しめられたときの経験をインタビューしてきました。
妹の妊娠
私は結婚して数年が経つ20代後半女性です。
この度、3歳年下の妹が妊娠しました! 「姪か甥ができる。」と素直に喜び、妹の体調を気遣っていたのですが、妹の妊娠がきっかけとなり、この後長きにわたって苦悩することになるとは思ってもいませんでした。
親戚の集まり
妹は安定期に入ってから親戚の集まりで妊娠報告をおこないました。
みんな口々に「おめでとう!」「よかったね!」と言っていたのですが、ひと通り祝福の言葉が済むと「それで、お姉ちゃんはいつ産むんだい?」と話題が私の妊娠に移行したのです。
その場では「私はまあそのうちね!」とかわして、その話題は終了したのですが、それからというもの親戚の集まりに参加するたび、妊娠について聞かれるようになってしまいました。
不妊治療
実は私は少し子どもができづらい体質のようで、現在不妊治療に通っています。
ただ不妊治療に通っている話は大々的に公表していません。夫と2人で「次こそは!」と願いつつ、服薬や注射などのつらい治療にも向き合っています。