子どもの年齢が上がっていくにつれ、行動範囲もどんどん広がっていくものです。親として心配な部分もありますが、子どもの世界が広がっていくことは素直に嬉しいですよね。
しかし筆者の友人A子さんは、まさかすぎる出来事に心臓が止まりそうでした。
しかし筆者の友人A子さんは、まさかすぎる出来事に心臓が止まりそうでした。
もしも用の、大事なお金
小学1年生の息子をもつ、A子さんのお話です。
息子のランドセルには「もしも用」として、1000円と身内の電話番号を書いた紙を一緒に入れていました。
「困ったときにはこれを使う事」と教えていたのですが、特に使われることなく平和に過ごしていました。
ところがそんな平和な日々に、まさかの出来事が起こったのです……。
息子が帰ってこない!? まさに真っ青、震えが止まらない
ある日、いつものようにオヤツの準備をして、息子の帰宅を待っていました。
しかし、待てど暮らせど息子が帰ってこないのです。
不安に思ったA子さんはママ友に連絡しましたが、子ども同士で一緒に帰ってきた様子もありません。
学校に連絡しても「もう下校しているはず」との返答だったので、息子の身に何かがあったのでは!? と、真っ青になりました。
公園など思い当たる場所を探しに行きましたが、どこにも見当たりません。
ママ友やその子ども達も一緒になって探してくれたのですが、見つからず。
夫に連絡を入れても、仕事中なので連絡がつきません。
震える手でついに警察に電話をかけようとした、そのときでした。
夫から電話があり、なんと息子が会社の前にいたと言うのです!
安心して思わず涙がこぼれたA子さんですが、どうして夫の会社の前にいたのでしょうか? 実は……