子育てをしていると、「自分の子だけ周りの子とちょっと違うかもしれない」と不安に思うことってありませんか? 今回はそんな不安を感じた経験のある筆者の知人のお話です。

友達は異性だけ

私は小学生の息子を育てている主婦です。息子は華奢で少し中性的な雰囲気があります。

そんな息子の友達は昔からほぼ女子でした。幼稚園の頃からお人形ごっこやブロックで遊ぶことを好んでいた息子。その頃はまだ幼かったこともあり、特に違和感は感じていませんでした。

母の本心

しかし、小学生になっても友人関係は変わらず、女子とばかり遊ぶ日々。2年生になってもなかなか男子と遊ぼうとしないので、私は「この子大丈夫なのかしら?」と少し心配をするようになっていきました。

そこで私は息子に「お外で近所の男の子たちと遊んで来たら? みんなサッカーしているよ」と声をかけることにしたのです。すると「えっ、どうして? 行かなきゃダメ?」と渋る息子。

私はモヤモヤして「いいから行ってきな」と強引に男子たちと遊ぶように促しました。当時はどうしても同性の輪に息子を入れたかったのです。

その後「うん、分かった」と言って外に出かけていくものの、すぐに帰ってきてしまうという日々が続きました。