いつの時代も嫁姑問題は難しいものです。筆者の知人Aさんは姑と仲良くしたいと思っていたものの、いつも訪問しようとすると「来なくていいから!」と断られてしまっていたんだそうです。てっきり姑から嫌われていると思っていたAさんでしたが、姑の言動の裏にはある優しい本心がありました。
昔、姑は自分自身も嫁姑問題に苦しめられた過去があるそうです。だから、自分が姑になったときには必要以上に嫁に関わらないようにすると決めていたのだとか。その決意があったから、Aさんに誘われるのは嬉しかったけど、関わると嫌な思いをさせるかもしれないからと断っていたのです。
姑の冷たさは嫁を大事にしたいと思うが故のものだったのです。
姑の気遣いに感謝
姑の本心を知ったAさんは、嫌われていたわけではないと知って安心すると同時に姑の優しさに感謝しました。
そして、さらに姑と仲良くなりたい気持ちになったAさんは、舅に頼み姑を誘って食事会をセッティングしました。そして、適度な距離感で仲良くしていきたいことを伝え、姑もそれを了承してくれたのです。
過去にあった嫌な出来事を繰り返さないようにと思いやってくれた優しい姑。これからはその嫌な思い出が消えてしまうような嫁姑関係が築けるといいですね。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。