物を大事にするのは良い事ですが、あまり周囲に強制するのは迷惑なお話です。筆者の義母は節約が大好き! ただし、度を越えた節約がケチにつながっているような人です。そんな義母が我が家にいきなり持ってきた大量のプレゼントとは、いったい何だったのでしょうか?

断固拒否

このままでは不用品の処理費用が発生すると思って、私のところへ持ってきたのでしょう。
「いらなかったら捨てていいわよ。」と言うので「うちはいらないので、お義母さんが処分してください。うちに持ってこられても迷惑なので。」とハッキリ断りました。
すると、義母は激怒!
「もったいないじゃない! まだ使えるんだから!」と言うので、「じゃあ、お義母さんが使ってください。うちはいりません。」とキッパリ断ると「新しいキッチンには新しい食器やお鍋が似合うでしょ!」と訳の分からない理由を叫び出したのです。

呆れた私は「お義母さん、これはプレゼントじゃなくて、廃棄物の処理です。うちは処理場じゃないので、お持ち帰りください。」と言って、断固拒否。
義母を追い返すことに成功しました。

その後

それから義母とうまくいかなくなったのは言うまでもありません。

義実家のリフォームは、最終的に義父が不用品回収業者を依頼して、すべて処分したとか。
最初からそうしていれば良かったのに、義母のせいで時間がかかりすぎたと義父が決断したそうです。

節約は大事なことですが、周囲に迷惑をかけてまですることではないはずです。
義母にはいつか、そのことがわかるきっかけがあれば良いなと思っています。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。