少しでも稼ぎたいけれど、子どもが小さいうちは、急な体調不良などでどうしても休みがちになることも。ただでさえ気まずいのに、職場に意地悪な人がいるとさらに悩みは尽きません。
今回は、筆者の知人女性Yの職場での体験談をご紹介します。

困ったベテランパート

Yは小学生の子どもを持つママ。家の近くの工場で、扶養内のパートを始めました。
同僚は子育てを終えた先輩ママばかりで、Yの事情にもすぐに理解を示してくれました。
子どもの急な発熱にも「みんな通ってきた道、気にしないで」と快く対応してくれます。時給は安いけど、良い職場に巡り合えたと家族も喜んでいました。

ところが、そんなYの働き方に文句を言う人が一人……。ベテランパートのMです。
Mはいつもムスッとして、直接は言わないけれど、まるで独り言のようにYだけに聞こえる嫌味を飛ばしてきます。
「誰かさんは急に休むから困るわ」「一人だけ残業もしないでさ」
Yは悩み、同僚に相談することにしました。すぐに問題となり、上司を通して注意されたM。
しかしMは反省するどころか「私は言ってない、Yが嘘をついている」と逆ギレ。
さらにその後Mは、すれ違いざまにYをにらみ「このチクリ魔!」と呟くようになり、Yはますます追い詰められました。

もう辞めた方がいいのかも?

休みが多いことに負い目を感じていたYは、ついに「もう辞めたほうがいいのかも」と退職を決意し、同僚に相談しました。
しかし「絶対にYを辞めさせない! いい方法がある、任せて」と同僚に引き止められます。