子どもと接することが好きで保育士や幼稚園教諭の職に就く人は多いですよね。しかし、だからといってプライベートでも【先生】扱いされては、心が休まりません。今回は姑とのトラブルエピソードを、保育士の友人A子が聞かせてくれました。

保育士として充実した日々

私は昔から子どもが好きで、現在は保育士として働いています。
結婚して1年、今はまだ自分の子どもはいませんが、保育園で担当している子どもたちのことを心から愛していますし、やりがいを持って仕事に打ち込む毎日です。

姑の対応にモヤモヤ……

しかし、そんな私を、姑はすぐ都合よく利用しようとしてきます。
義実家は親戚の集まりが多いのですが、そのたびに姑は「A子ちゃんは保育士だから子どもと遊ぶの好きよね? 親戚の子どもたちの子守りお願いね!」と押し付けてくるのです。

いくら仕事で慣れているとはいえ、親戚の子どもは合計10人を超えることもあり、年齢も個性もさまざま。1人で見るには限界があります。

姑にも再三「責任も取れませんし、1人だけで見るのはちょっと……」と断ろうとしましたが、姑は私の言葉を聞こうともせず、「みんなー! 子どもはうちの嫁が見とくから、こっちに連れてきてね♪」と言いふらす始末。

気が休まらずヘトヘトに

先日、義実家で法事があり、私はまたしても子守り役としてこき使われました。
隣の部屋にはおいしそうなご馳走がたくさん並んでいますが、もちろん食べる暇はなく、誰も私には食事を勧めてもくれません。

そんな私の様子を知っているくせに、姑はこれみよがしに「さぁさぁ、残したら勿体ないから、みんないっぱい食べてね~!」と親戚たちに声をかけます。

結局、その日私は一口も料理を食べることができず、ただただ疲れ果てただけの法事になりました。