「後継ぎを産まないと嫁失格!」なんて昔はよく言われていましたよね。現代でも産まれてくる子どもの性別にこだわる人は少なくありません。今回はそんな子どもの性別に関して、思いもよらない発言をされた経験のある筆者の知人、Oさんに聞いたお話です。
意地悪な義姉
Oさんには当時3歳になる娘がいました。
旦那さんも義両親も初孫である娘をとてもかわいがってくれており、嫁姑関係も非常に良好。
しかし唯一問題だったのは、未だ独身で義両親と同居している旦那さんのお姉さん、つまり義姉です。
義姉はどうやらOさんのことが気に入らないらしく、顔を合わせる度に嫌味を言ってきたり、娘にも冷たく当たったりするので困っていました。
「お義姉さんには会いたくないけど、お義父さんやお義母さんには娘を会わせたいし……」
そう思い、いつも義実家へ行くときは少し憂鬱な気持ちになっていました。
そんなある日、Oさんが第二子を妊娠。義姉を除いた家族全員が大喜びしました。