いざ夫の不倫を疑い始めると、証拠集めに苦しんだり精神的に辛かったりと大変なことばかりです。
でも、なかには自ら不倫を告白してくる夫も!?
筆者の知人から聞いたお話です。
もしかして不倫?
これは、この夏に起こった衝撃的すぎた出来事です。
結婚して5年、最近夫の様子が何だか怪しいと感じていた私。
というのも、夫は四六時中スマホを持ち歩き、残業や急な出張も増えたから。
『もしかして不倫してる?』と限りなく黒に近いグレーだと疑っていました。
そんななか、深夜酔っ払って帰宅した夫。
お酒臭くだらしない姿に思わずため息をつくと……。
自ら不倫を暴露!
「お前は冷たいな」
「A子なら優しく介抱してくれる」
酔った夫が急に、聞き馴染みのない女性の名前を口にしたのです。
怪しみつつ話を深掘ると、夫は酔っ払った勢いでか、A子という女性と不倫していることを自ら暴露するではありませんか!
疑いが確信に変わり、何だか気持ちが冷めた私。
その冷え切った視線を感じたのか
「もうお前とは別れたい」
と夫から離婚話をされました。
私が答えを告げる前に、いそいそと寝室に行ってしまった夫。
少し悩みはしたものの『夫が望むなら仕方ないし慰謝料がもらえればいいか』と、朝になるまで自分の荷物をまとめて家を出ていく準備をしていました。
正気に戻った夫
数時間後、起きてきた夫が大量の荷物と私を見て、驚いている様子。
不倫を暴露したことなど、全く忘れているようでした。
そこで昨日の夜の話をすると、まさかの反応が!
「酔ってて思っていないことを言ってしまった。忘れてくれ」
「俺は絶対お前と別れない」
「A子は遊びだ」
最後には泣きじゃくりながら『離婚しないで』と縋ってくる夫を見て、心底呆れてしまいました。
その後
もちろん夫への愛情は冷めてしまったので、すぐに離婚することに。
夫と相手女性にしっかり慰謝料も請求しました。
女性は夫に本気だったようですが、夫は遊びだったと知りブチギレられて2人の関係も終了。
今、夫は独り寂しく生活しているそうです。
【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。