子どもの名前は、両親がその子の幸せを思って、一生懸命考えてつけるものです。たとえ親族でも、その名前に難癖をつけるなんてありえませんよね。今回は友人が実際に体験したエピソードを聞かせてくれました。

初孫フィーバーの姑

これは私が第一子を授かったときのエピソードです。
無事に安定期を迎え、義実家を訪れたときに妊娠を報告すると、初孫ということもあり義両親は大喜び!

特に姑の喜び様はまさに「初孫フィーバー」の状態。まだまだ生まれるまでには時間があるのに、早速ベビー服やおもちゃを買いあさったりし始めました。

「名前は私がつけてあげる!」

しばらくして、お腹の子どもの性別が女の子と判明したため、私と夫は名付けについて本格的に考え始めました。
「春に生まれるから『桜』とか『桃』とか、春っぽい感じもいいね」「ひらがなの名前も優しい雰囲気でいいかも♡」などと話しながら、生まれてくる日のことを楽しみにしていたものです。

しかし、初孫フィーバー中の姑が、「名前は私がつけてあげる!」と言い出しました。
もちろん私たちは「自分たちで考えるから」と断りましたが、姑は聞く耳を持たず。自分の名前から1字を取った名前や、自分の好きなアイドルからとった名前など、次々と考えては押し付けようとしてきました。

産院で姑が絶叫!

数ヵ月後、私は無事に娘を出産。夫とも話し合い、結局姑の考えた名前ではなく、夫婦で話し合って決めた名前をつけて、出生届を提出しました。

しかし、産院へお見舞いに来てそれを知った姑は激怒!
出産を終えてホッとしている私に向かって、「そんな名前、絶対幸せになれないわよ! 呪われてるから、今からでも改名しなさいッ! 絶対不幸になるんだから!」と絶叫し始めたのです……。