結婚当初は気にしていなかった義両親との関係。しかし、年月が経つにつれ「跡取りを産め」というプレッシャーに限界が訪れます。さらに妹が義両親にとんでもない提案をして……!? 今回は、筆者の知人の驚愕エピソードをご紹介します。
名家に嫁いだ代償
学生時代に出会った夫は、地元で有名な名家の長男でした。
初めて事実を知らされた時は驚きましたが、「家のことは気にしなくていいから、俺と結婚してほしい」とプロポーズされたので、あまり深くは考えていませんでした。
そして結婚から3年。私たちはなかなか子宝に恵まれませんでした。
「だからお見合い相手と結婚しておけばよかったのに」
「跡取りも産めないなんて、嫁として無価値だ」
私と顔を合わせるたびに、キツイ言葉を浴びせてくる義両親。最初はかばってくれた夫でしたが、次第に義両親に流されていきます。
「妊娠できないのはお前のせいだ」
夫からも嫌味を言われるようになり、誰も私の味方はいませんでした。
お姉ちゃんがだめなら、、、
お盆に開かれた親戚の集まり。
そこでも「跡取りはまだか」などと言ってくる親戚たちに私は怒りが募ります。
「えーっと、私でよければ跡取りを産みましょうかぁ?」