勝手に母親のように振舞ったり、時代錯誤な育児法を押しつけてくる姑とトラブルになることもあるようで……。今回は筆者の友人から聞いた、酷すぎる姑エピソードをどうぞ。
厄介な姑
私は1歳の娘を育てるワーママです。
娘を妊娠してからというものの、やることなすことイチイチ口出ししてくる姑が厄介で仕方ありませんでした。
「妊婦だからって食べすぎじゃない?」
「マタニティヨガ受けるべきよ」
さらには、産まれてくる娘の服やベビーカーも勝手に買ってくる始末!
義父や夫が注意してくれてはいたものの、孫フィーバーの姑にはまったく届かず。
どんどん暴走していく自己中な姑を目のあたりにして、娘が産まれた後が心配で仕方ありませんでした。
母親気取り
嫌な予感は的中してしまい、姑は娘が産まれてから勝手に母親気取りで娘に接するように!
「A子(娘)ちゃんのミルクは私がやるわ」
「私の抱っこが一番落ち着くわよねえ~」
面倒を見てくれるのはありがたいのですが、私がしっかり記録をつけて授乳したり寝かしつけているにもかかわらず、我が家にアポなしで押しかけては、私から娘を奪いとって好き勝手するので迷惑極まりありません。
何度もやめてほしいと伝えるのですが『私は息子を立派に育てあげたの』『子育ての先輩に口答えするな』と聞く耳持たず。
誰の制止も聞かない姑に、もうどうすることもできないでいました……。
「ママ」
ストレスが溜まりまくりな日々を過ごすこと1年、娘が1歳に。
そんなある日、姑がいつものようにアポなしで我が家に来ていたときに『ママ』と娘が発しました。
すると、姑はとんでもない台詞を!
「まあ、私を呼んだわ♡」
「ママでちゅよ~」
『この子は私の娘よ』というまさかの態度を出してきたのです!
これにはさすがに私だけでなく傍で聞いていた夫もドン引き。
夫が怒りつつ姑を帰してくれて、夫から連絡を受けた義父が姑に大説教してくれました。
その後
「これまでの非礼を考えたら、もう縁を切ってもいいんじゃないか」
と我慢の限界がきたのか、憤る夫。
義父からも『姑とは縁を切ってもいいんだよ』と提案されましたが、『孫には月1回しか会わないようにする』との約束を結んでもらうことにしました。
縁を切るとなるとまた暴走しかねない姑だったので、なかなか会えない方が精神的に長くきついだろうなと考えたからです。
実際、実の娘のように思っていた孫とほとんど会えなくなり、姑は意気消沈しているそう。
孫を可愛がってくれるのはありがたかったのですが、それからは娘と出かけたりするときも、義父だけ誘うようにしています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。