いかなる時もお互いを思いやり、リスペクトする気持ちを持たないと、夫婦関係を長く続けることは難しいでしょう。今回は、筆者の友人が産休中に体験した夫婦の危機についてお話しします。

妻が産休に入ると、突然口うるさくなった旦那

我が家は共働き家庭。旦那は8歳年上で、会社では管理職です。妊娠を期に私が産休をとってから、旦那の私への態度が急変しました。

つわりなどの体調不良時にも「妊婦ってだけで病人扱いはできないよ」と家事をするように言われ、自分の思い通りにできていないと「家にいるんだから、手抜きしないでちゃんとやってよ」と叱られます。

だんだん、口うるさい上司のようになってきて、ついにはパワーポイントで【家事マニュアル】なるものを作成して「これ見ながら、ちゃんと仕事して」と手渡してきたのです。

(こんなものを作る時間があるなら、お皿洗いの一つでも手伝ってくれたらいいのに。妊娠する前までは家事も分担してくれていたのに、産休とっただけでこんなに変わるものなの? もう限界)

堪忍袋の尾が切れた私は、気がついたら「じゃあ私、あなたの妻辞めます。辞表の代わりに、明日離婚届を役所からとってきますね」と口走っていました。