車の運転ができない人にとって、周りからの「車に乗せてあげる」の一言はありがたいですよね。一般的には善意からの言葉ですが、中にはそれを利用した非常識な人もいるようで……。今回は、知人から聞いたセコいママ友エピソードをご紹介します。
自転車が愛車のママ友
知人には、車の運転ができないママ友のA子がいました。
知人は車を運転できるため、A子を乗せてあげることもあったそうです。
車を運転できないママ友の中には、送迎を当たり前のようにお願いしてくる図々しい人もいました。
ところがA子はそんなことをせず、「私の愛車はこれ!」と、いつも自転車移動をしていたのです。
そんなA子は好印象を抱かれていたため、A子からお願いしなくても「うちの車に乗っていきなよ!」と声をかけられることも少なくありませんでした。
A子がママ友会で謎の行動に
ある日、ママ友会が開催されたときのこと。
そのときの会場は、A子の自宅から少し離れていました。
愛用の自転車に乗って行こうとしていたA子に、ママ友のB美が声をかけてきました。
「今日は遠いから大変でしょ? 乗せてあげるよ」
そう言われたA子は、ありがたくB美の車に乗せてもらい、ママ友会に参加したのです。
A子はママ友に車に乗せてもらったときは、お礼を渡すようにしていました。
いつも移動距離に合わせた予算でプチギフトを用意し、帰り際に渡していたA子。
ところがその日のA子は、普段とは違う行動に出たのです。
ママたちの前で、B美に「今日は乗せてくれてありがとう!」と言い、5千円を渡そうとしたのです。
A子の突然の行為に、B美はギョッとした表情を見せました。
そして、「え? 急にどうしたの?! 距離も近いし、いいよ別に!」と、B美は受け取りを辞退したのです。
するとA子は、ママ友たちに驚愕の事実を伝えてきました。