「ご自由にお持ちください」一見すると、いくらでも自由に持って行っていいように思いますが、節度をわきまえて常識の範囲内でお持ち帰りをするのが暗黙のマナーではないでしょうか。今回は友人から聞いた、「ご自由に」範囲を大幅に超えてしまった非常識ママ友の話をご紹介します。

ママ友に大量持ち帰りの理由を尋ねてみたら

後日、ママ友に「どうして大量に氷を持ち帰ったのか」理由を尋ねました。すると、驚きの回答が返ってきました。
「家で冷蔵庫に入れるのがめんどくさいときに、氷が重宝しているの。
それに、旦那が釣りに行く時にクーラーボックスに入れられて便利だから」とのこと。
そもそも、保冷用の氷は家庭や趣味に使うものではなく、買い物帰りに商品を少しでも腐敗させずに持ち帰るために用意されたもののはずなのに……。
あまりにも自分勝手な答えに「たくさんのお客さんのために置いてあるんじゃ……」と言うことしかできませんでした。

その後もママ友は相変わらずの様子で、大量の持ち帰りをやめなかったようです。
しかし、ママ友がクーラーボックス持参で店を訪れた日に、スーパーの店長自らが彼女を注意していました。
残念ながら、年貢の納め時が来たようですね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2023年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:雲川はるさめ
壮絶な嫁姑問題を経験し「この経験を無駄にしたくない」と自身のネタを元にライター業をスタート。インタビューを始めると、自分以外にも大変な経験をしている人に出会い驚く。現在は、それらの体験及び取材に基づき、読者に共感とちょっとした勇気を与えたいと思っている。